2011年5月13日金曜日

福島第一原発1号機「メルトダウン」東電認める

 東京電力は12日、福島第一原子力発電所1号機の原子炉圧力容器で、冷却水の量が少ないため完全に水から露出した核燃料が過熱して容器底部に落下し、直径数センチ程度の穴に相当する損傷部から水が漏れていると見られると発表した。

 東電は、この状態が「メルトダウン(炉心溶融)」であることを認めた。

 東電は、圧力容器の温度は100~200度と安定しているため、今後大きな事故に至る可能性は低いと見ているが、圧力容器を覆う格納容器からも水が漏れだしている可能性が高く、事故収束は難航が予想される。

 東電によると、10日から原子炉建屋内に入った作業員が水位計を調整した結果、圧力容器の冷却水位は燃料頂部から5メートル以上低いことが分かった。燃料棒は長さが約4メートルで、完全に露出している。これまでは、燃料頂部から1・65メートル低い位置まで水が満たされていると推定されていた。

 東電は、燃料の大半はすでに溶けたり崩れたりして、底部に落下したとみている。経済産業省原子力安全・保安院は、圧力容器の温度が低いことから、「燃料は容器底部にたまった水で冷やされている」と指摘した。

 損傷した可能性が高いのは、原子炉の核反応を停止させる制御棒の貫通部など。直径約4・8メートルの圧力容器底部には制御棒97本、中性子計装管34本が貫通している。貫通部周辺の溶接部位は、溶融した核燃料の3000度近い高温には耐えられないという。
(2011年5月12日22時55分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110512-OYT1T01114.htm


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■【福島原発】5/12/木★メルトダウン(meltdown) しています・1号機
http://www.youtube.com/watch?v=d88_GmKYcV4
http://www.youtube.com/watch?v=m5DF_ZeAO1Y

■スペシャルリポート (2011年05月12日)
空焚き1号機は溶融した核燃料が圧力容器の外に
小出裕章・京都大学原子炉実験所助教に聞く
http://www.videonews.com/special-report/031040/001873.php

23 件のコメント:

  1. 福島原発1号機がメルトダウンか?

     東京電力は12日、福島第一原子力発電所1号機について、圧力容器の底に穴が開いており、
    水が溜まって下に漏れていると発表した。同社はメルトダウンを否定したが、今後の作業工程に支障をきたす可能性が高くなった。

     1号機の現在の状態としては、原子炉の温度を冷却のために冠水作業を行っている。しかし、底に穴が開いており、
    水が計画よりも溜まり具合が少ないという。

     東電はこの日の会見で「(圧力容器が)溶けて形状を維持できていない。それが下の方に崩れたような感じになっている。
    チャイナシンドロームのような状態ではない」と説明し、メルトダウンについて否定している。

     圧力容器の外部に漏れた可能性は否定できないが、落ちた水の量はハッキリわからない。

     メルトダウンとは、炉心の耐熱を上回る高熱によって炉心が溶融、損傷すること。米スリーマイル島事件をを描いた映画
    「チャイナ・シンドローム」とは、米国でメルトダウンすると高熱が地中を溶かし、地球の反対側の中国に
    到達するというブラックジョークから生まれた言葉。

    http://media.yucasee.jp/posts/index/7578?la=nr4

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  2. 2、3号機もメルトダウンの可能性…東電認める - 読売新聞 5月14日(土)22時34分配信

     東京電力は14日、2、3号機の原子炉について「最悪の場合、1号機と同様のケースが想定できる」と説明し、
    核燃料全体の溶融(メルトダウン)の可能性を初めて認めた。

     1号機では、11日に水位計を補正した結果、炉内の水位が予想以上に低いことが判明、燃料が冷却水から露出して溶けたことが確実となった。
    2、3号機の水位計はまだ補正していないが、1号機と同じ仕組みのうえ、もともと1号機より低い水位を示している。

     東電は4月末、燃料の損傷率を、1号機で55%、2号機35%、3号機30%と試算していた。

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110514-00000824-yom-sci

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  3. 作業員死因は心筋梗塞か=内部被ばくの可能性低い-福島県警

     福島第1原発の集中廃棄物処理施設で作業中に死亡した協力企業の60代男性について、福島県警は14日、検視を行った結果、病死の可能性が高いと判断した。心筋梗塞とみられ、司法解剖は行わないとしている。
     搬送先の福島県いわき市立総合磐城共立病院の小山敦救命救急センター長は同日、取材に応じ、「(男性の)内部被ばくの可能性は考えにくい」との所見を示した。
     小山センター長によると、搬送された男性の被ばく線量を計測した結果、県が定めた除染が必要となる基準以下だったという。(2011/05/14-21:57)

    http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011051400228

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  4. 計画と違う…原発敷地内は医師不在だった

     福島第1原発の敷地内で作業していた60代男性が体調不良を訴えて死亡した問題で、東京電力は14日、作業員らが宿泊する敷地内の免震重要棟の医務室には当時、医師が不在だったことを明らかにした。

     東電は作業環境の改善策の一つとして敷地内に医師を配置する計画を4日に表明していた。だが東電は、14日の時点では「常勤の医師はおらず、勤務できる日に駐在をお願いしていた」と説明している。

     男性は同日午前6時ごろから敷地内の施設で機材の運搬作業を始め、50分後に体調不良となった。医務室に搬送された時点で既に意識や呼吸がなかったという。その後車で30分ほどかかる敷地外の拠点に運ばれて医師の診察を受けたが、同9時33分にいわき市内の病院で死亡が確認された。

    [ 2011年5月14日 17:42 ]

    http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/05/14/kiji/K20110514000818840.html

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  5. 福島第1原発:1号機で最高の2000ミリシーベルト計測

    2011年5月14日 21時4分 更新:5月14日 22時6分
    福島第1原発の1号機原子炉建屋の電源盤前=2011年5月13日、東京電力提供

     東京電力は14日、福島第1原発1号機の原子炉建屋1階で、毎時2000ミリシーベルトの放射線量を計測したと明らかにした。作業員の被ばく線量の上限(250ミリシーベルト)を約8分で超える値で、事故後に計測された空間線量の中で最も高い。溶融した燃料がたまっているとみられる圧力容器底部と直結した配管から放射性物質が漏えいしている可能性もあるという。
     ◇地下に3000立方メートル汚染水

     建屋1階南東角周辺で、これまで線量が未確認だった場所。複数のポイントで毎時800~2000ミリシーベルトの高い線量が確認された。

     東電は高い線量の要因について「圧力容器の底部に燃料が落下している影響で配管が傷み、それを通じて周辺に出ているのではないか」と説明。一方、「周辺は今後の工程作業で使う予定がない」として作業工程への影響については否定した。

     また、東電は14日、同1号機の原子炉建屋地下1階で、推計で3000立方メートル程度の汚染されたと思われる水が見つかったと発表した。1号機では冷却水が大量に行方不明になっていたが、所在が分かったのは初めて。【八田浩輔、中西拓司】

    http://mainichi.jp/select/today/news/20110515k0000m040080000c.html

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  6. 政府が非公開にした福島第一原発3号機の惨状写真極秘入手
    2011.05.13 07:00
    写真は、4月中旬に東芝の部隊が福島第一原発を近接撮影し、官邸に提出したものだ。政府は「厳秘(厳重秘密)」とし、いまなお公開していないが、本誌『週刊ポスト』はあるルートを通じて入手した。

    政府関係者は「新聞等では1号機と4号機の話ばかり書かれているが、実は一番深刻なのは3号機だ」という。

    実際、3号機の惨状は目を覆うばかりだ。鉄骨はいびつに折れ曲がり、圧力容器の上蓋を開けるスタッドテンショナーも崩れている。重さ10トンの天井クレーンは4階に崩落し、燃料プールにダメージを与えた可能性もある。東電の大幹部は、事故現場を視察したとき、3号機を見て、言葉を失ったという。

    これら未公開写真から新たにわかる事実はないか、日本システム安全研究所の吉岡律夫氏に鑑定を依頼した。吉岡氏は東芝勤務時代に原子炉12基の安全設計を担当したエキスパートだ。

    なぜ3号機はこんな惨状を呈することになったのか。吉岡氏は、建屋の屋根自体は内部で圧力が高まったときに吹き飛ぶよう設計されたものだとした上で、こう指摘した。

    「3号機の鉄骨が曲がったのは、水素の量が多く、大きな爆発になったからですが、4階の壁まで崩壊しているのは、燃料プールの燃料が高温になったからと考えられます」

    3号機と同じ設計の4号機では、3階にあったディーゼル燃料が発火したが、燃料プール内の燃料棒が溶融し、1メートルのコンクリート壁で隔てた油が300度以上にまで熱せられたということ。3号機でも同様の事態が起きた可能性があるという。

    「1号機の水素爆発と4号機の使用済み燃料の溶融が両方とも起きたような状態。この破壊規模から考えれば、燃料プールが損傷していたとしても不思議ではありません」(吉岡氏)

    東電は4月17日に「冷温停止まで6~9か月かかる」との工程表を発表した。しかし、もし余震で燃料プールに亀裂が入り水が漏れ出すと、燃料が再び水から露出し、漏水で建屋内の汚染も深刻化する。政府はこの写真と事実を早急に公表すべきではないか。

    ※週刊ポスト2011年5月20日号

    http://www.news-postseven.com/archives/20110513_20010.html?PAGE=1

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  7. 放射性物質:都内向け浄水場の土から

     東京都は13日、水道の浄化過程で発生した4カ所の浄水場の土から、放射性セシウムとヨウ素を検出していたことを発表した。3月28日に金町浄水場(葛飾区)で1キロ当たり放射性セシウムを1万4650ベクレル、ヨウ素を8万8400ベクレル検出したが、直近に測定した4月27日は放射性セシウムが6570ベクレルに、ヨウ素が2440ベクレルに低下していた。水道水は4月5日以降「不検出」が続く。【田村彰子】

    http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110514k0000m040127000c.html

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  8. 東電また“情報操作” 「電力不足キャンペーン」にモノ申す

    2011年5月12日

     中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の停止決定を機に、またぞろ「電力不足キャンペーン」が始まった。中電による電力融通の打ち切りが理由のようだが、「こちら特報部」の調べでは、被災した東京電力広野火力発電所(福島県広野町)が七月中旬にも全面復旧する。そうなれば真夏のピーク時も電力は不足しない。国民を欺くような“情報操作”の裏には、なおも原発に固執する政府や電力会社の姿勢が垣間見える。 (佐藤圭)

    http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011051202000064.html

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  9. 福島3号機 炉心の温度 低下傾向
    2011年5月14日 夕刊

    福島第一原発の事故で、温度上昇が続いていた3号機の炉心は、東京電力が注水の配管を変え、注水量を増やした結果、温度が下降傾向に転じた。
    東電は、炉心が入っている圧力容器から冷却水が漏れている可能性もあるとみて、引き続き監視を続けている。

    3号機では、圧力容器上部の給水ノズル付近の温度が今月初めの九三・七度から急激に上昇し始め、十一日には二二一・七度に達した。

    東電は注水量を毎時七トンから段階的に同十二トンに増やした上、当初から使っていた消火用の配管に加え、炉心に確実に届く配管からの注水も十三日に開始。
    その結果、十四日午前五時現在で一五四・九度まで下がった。

    ただ、一部の測定値はいったん低下した後、やや上昇しており、東電は同日、注水量を十五トンに増やした。

    炉心の温度上昇の原因について、東電は「従来、注水をしていた消火用の配管が枝分かれしており、炉心に十分に水が届いていなかったとみられる」と説明。
    さらに「圧力容器に何らかの損傷があり、そこから水が漏れ、圧力容器内の水量が減った可能性がある」として、監視を続けている。

    http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011051402000185.html

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  10. 福島第1原発1号機地下に大量の水 炉心から漏れた可能性

    経済産業省原子力安全・保安院は14日、福島第1原発1号機の原子炉建屋地下に、
    深さ4メートル超とみられる大量の水がたまっているのが見つかったと発表した。
    1号機は燃料溶融で圧力容器に穴が開いて炉心への注水が漏れているとみられ、
    これが流れ込んだ可能性があると保安院はみている。

    一方、原子炉建屋1階では毎時2千ミリシーベルトと放射線量が極めて高い場所も確認。
    格納容器を水で満たして燃料を冷やす工程表の作業への影響は必至。
    冷却システム構築に向けた建屋内の作業の妨げになる恐れもある。

    東京電力の調査で作業員が確認。水の流入経路は不明だが、地下では西側から東側への
    水の流れが見られたという。東電は14日、1号機用の空冷式の冷却装置2台を配管でつなぎ、
    熱交換器や配管の設置場所を確認。これまで見つかっている汚染水の浄化設備も搬入した。
    3号機では引き続き注水経路の切り替えを進めた。

    http://sankei.jp.msn.com/science/news/110514/scn11051420080005-n1.htm

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  11. 浜岡原発元設計士「耐震強度データに偽装があった」と告発
    2011年5月13日(金)16時0分配信

    「技術者が不完全なものを造るわけにはいきません。しかもあれほど危険なものを平気で造ることなんて…」
    目に涙を浮かべてこう話すのは、千葉県在住の元エンジニア谷口雅春さん(69)。
    東芝の子会社である「日本原子力事業」の技術者として、谷口さんは30年以上も昔、浜岡原子力発電所2号機の設計に携わった。

    “事件”が起きたのは1972年5月だった。数十人の設計者のうち代表3人だけで開かれた会議に谷口さんも出席していた。
    そこで代表者のうちの1人がこう打ち明けたのだった。
    「いろいろ計算したがダメだった。この数値では地震が来ると2号機はもたない」
    担当者がダメだという最大の理由は岩盤だった。
    浜岡辺りでは200年周期でマグニチュード8クラスの大地震が起きているため、岩盤が極めて脆かったという。
    「浜岡の地盤はそもそも岩どころか、握りつぶすことのできる砂利の集まったシャーベットのような状態でした。
    さらに、大地震による断層や亀裂ばかりでぐちゃぐちゃになっていたんです」(谷口さん)
    さらに原子炉建屋と核燃料集合体の「固有振動数」が、想定される地震の振動の周期に近いことがわかった。
    固有振動数と同じだと揺れが何倍にも大きくなる「共振現象」を引き起こし、地震のリスクが激増してしまう。

    あまりにショッキングな報告に「建設中止もやむをえないか…」と思った谷口さんの目の前で、先ほどの担当者がこう言った。

    「データを偽装して、地震に耐えられることにする」

    2号機は通産省(当時)に設置許可申請を出す直前だった。谷口さんが振り返る。
    「担当者は“岩盤の強度を測定し直したら、福島原発並みに岩盤は強かったことにする
    ”“固有振動数はアメリカのGE社が推奨する値を採用し、共振しないことにする”などと次々と“対策”をあげていくんです」
    堂々の“偽装宣言”を耳にした谷口さんは、良心の呵責に苛まれた。

    「事故を起こしたら大変なことになるのは明白でした。
    技術者として、そんな危険な原発を造るなんてできるわけがありません。

    http://news.nifty.com/cs/headline/detail/postseven-20110513-20215/1.htm

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  12. 1号機、冠水作戦窮地…4千t以上の水消えた

     東京電力福島第一原子力発電所の事故収束に向け、最も復旧作業が進んでいた1号機で、大量の燃料が溶融し、圧力容器の底部にたまる「炉心溶融(メルトダウン)」が判明するなど工程表の見直しを迫るトラブルが相次いでいる。

     事故から2か月経過した今になって、こうした想定外のトラブルが発覚したのはなぜか。背景を追った。

     ◆メルトダウン◆

     「(全炉心溶融は)想定しなかった。認識が甘かった」

     細野豪志首相補佐官は13日開かれた政府・東電統合対策室の記者会見で見通しの甘さを認めた。

     福島第一原発1~3号機は、東日本大震災によって冷却機能を喪失、水で満たされているはずの燃料が露出した。必死の注水作業を続ける東電は、「燃料の一部は溶融したが、メルトダウンはしていない」としてきた。経済産業省原子力安全・保安院も同様の見方で、先月17日に東電が発表した原子炉安定化に向けた工程表は、これを前提にした作業計画だった。それだけに、12日判明した1号機の炉心溶融は関係者に大きな衝撃を与えた。原子炉を冷やすため、格納容器に水を満たす冠水(水棺)作業は、順調に進んでいると思っていたからだ。

     現実は違った。炉心溶融は、原子炉建屋内に作業員が入り、水位計を修理・調整したことで判明。圧力容器内(高さ19メートル)の水位は底部から最大で4メートルしかなかった。燃料が崩壊した底部の穴やすき間から漏出したと考えられる。格納容器側の水位も想定より低く、これまで注水された1万トンのうち、少なくとも4000トン以上の水が「消えた」ことになる。

     ◆消えた水◆

     なぜ、トラブルの発見が遅れたのか。

     水位計を調整する前、圧力容器と格納容器の圧力に差があったため、東電は「容器の損傷はない。格納容器にも着々と水がたまっている」と見込んでいたからだ。

     しかし、見通しが甘かった。建屋内の高い放射線が水位計の調整を阻んでいたとはいえ、事故直後から数値がほとんど変化しなかったことを重視しなかった。水位計などの故障や炉心溶融の可能性が指摘され、東電は「調整後、水位低下は予想していたが、それを大幅に上回った」と語る。

     消えた水の行方も注目される。高濃度の放射性物質で汚染された水が、圧力容器の穴から外へと漏れ出す恐れがあるからだ。滞留先として最も疑わしいのは、原子炉建屋の地下だ。作業員が階段を下りようとしたところ、高い放射線でその先に行けなかった。
    (2011年5月14日09時52分 読売新聞)

    http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110514-OYT1T00229.htm

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  13. ウクライナ犠牲150万か チェルノブイリ原発事故
     【モスクワ24日共同】23日のタス通信によると、1986年に旧ソ連ウクライナ共和国で起きたチェルノブイリ原発事故の被害者でつくるウクライナの「チェルノブイリ身体障害者同盟」は、事故に関連する同国内の死者が150万人以上に上ったとの調査結果をまとめた。事故発生から19周年となる今月26日を前に公表した。  調査によると、事故で被ばくした人はウクライナ国内で約350万人で、うち120万人が子供だという。  ロシア政府によると、同事故による隣国ロシアでの被ばく者は145万人に上っている。

    http://www.47news.jp/CN/200504/CN2005042401003588.html

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  14. 「守ってくれてありがとう」 児童が原発作業員に激励カード

    原発で働く作業員に励ましのメッセージをつづった児童たち
     矢祭町の東舘小(宍戸仙助校長)の2~4年生64人は12日、福島原発事故の収束に向けて働いている作業員を励まそうと、メッセージカードを作った。
     児童は、作業員が福島第2原発の体育館に寝泊まりしながら懸命に作業していることを報道で知った。感謝の心を示し、お礼を伝えたいとの思いからメッセージカード作りを考えた。
     64人の児童、一人一人にカードが渡され、思い思いに筆を走らせた。
     「放射能に気をつけて頑張って」。
     「日本を絶対に直してください。私たちを守ってくれてありがとう」。
     「私たちは、原発で働く人たちの味方です。皆、応援しています」。
     2年生の中には、南相馬市から同町に避難し、同校に転入した石井洸子さんがいる。父は東電社員。「いつも元気ですか。私たちも応援しています」とメッセージをつづった。
     完成したカードは、宍戸校長が東電社員に届けた。
    (2011年5月14日 福島民友・地震関連ニュース)

    http://www.minyu-net.com/news/topic/0514/topic6.html

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  15. てんやわんやな日本をよそに

    オーストラリアの資源・エネルギー相は9日、世界のウラン需要について、東京電力の福島第1原発事故によって抑制されることはないと見通しを示した。

    オーストラリアの2011年のウラン探査に関する支出は前年比で30%以上の伸びとなる見込み。

    「フクシマ(原発事故)は、人口増やエネルギー需要の増大といった一部諸国の原子力への欲求の背景にある根本的な推進力を変えることはないだろう。世界的な需要増を受けたウラン採掘拡大が今後も継続すると確信している」

    http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-21616820110609?feedType=RSS&feedName=worldNews&utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+reuters%2FJPWorldNews+%28News+%2F+JP+%2F+World+News%29

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  16. その一方で

    国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は9日、太陽光や風・水力などを使った再生可能エネルギー発電は、各国で正しい政策が取られれば、2050年までに世界のエネルギー需要の約8割をまかなうことが可能だとする報告書を発表した。

    世界のエネルギー需要に占める再生可能エネルギーの比率は現在12.9%だが、最も普及が進むシナリオでは、2050年までに77%まで引き上げることが可能だとしている。

    http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-21005220110510

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  17. 地球の裏側では

    イランのアバシ原子力庁長官は8日、濃縮度20%のウラン製造施設を、現在の中部ナタンズから中部コム近郊フォルドに移し、製造能力を3倍に増やすと明らかにした。国営イラン放送(IRIB)が伝えた。

    http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-21617620110609?feedType=RSS&feedName=worldNews&utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+reuters%2FJPWorldNews+%28News+%2F+JP+%2F+World+News%29

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  18. フクシマとは関係ないか?w

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  19. 国際原子力機関(IAEA)の調査団の報告書素案

    津波の危険が過小評価されていたと指摘、原子力発電所の設計、運転者は自然災害の危険を適切に評価し、防護措置を講じるべきだとしている。新たな情報、経験、理解を踏まえて危険性に対する評価と評価手法を定期的に見直す必要も指摘した。

    一方、現場の運転員による非常に献身的で強い決意を持つ専門的対応は模範的とたたえるとともに、避難を含め、公衆を保護するための日本政府の長期的対応は見事で、非常に良く組織されている、と評価

    http://scienceportal.jp/news/daily/1106/1106021.html



    過酷事故対策の不備認める IAEA閣僚会議提出の報告書公表

    報告書は、外部電源と冷却機能の喪失などによってもたらされたシビアアクシンデント(過酷事故)への不断の備えが十分でなかったことを認め、事故から得られる教訓を踏まえ、原子力安全対策を根本的に見直す意思を示している。他方「安全確保を含めた現実のコストを明らかにする中で、原子力発電のあり方についても国民的な議論を行っていく必要がある」と原子力発電の是非に立ち戻って検討する可能性も伺わせているのが目を引く。

    http://scienceportal.jp/news/daily/1106/1106082.html

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  20. ついでに

    同じように外部電源が失われた場合、復旧に時間がかかる原子力発電所と再処理施設が6カ所あることが、福島第一原子力発電所事故に伴う原子力安全・保安院の調査で明らかになった。

    その6ヶ所は
    日本原子力発電敦賀発電所2号機、
    四国電力伊方発電所1号機、
    同2号機、
    東北電力東通原子力発電所、
    電源開発大間発電所、
    日本原燃六ヶ所再処理施設、
    日本原子力研究開発機構東海再処理施設

    だそうです。

    http://scienceportal.jp/news/daily/1106/1106101.html

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  21. IAEAの報告書、自分は内容を直に見てはいませんが、
    日経びじねすさんによると

    調査団への情報提供=“極めてオープンだった”
    事故現場の対応=“模範的”“高度で専門的な後方支援体制に大いに支えられている”
    住民避難など国民保護のための政府の対応=“見事に極めて良く組織立っている”

    もちろんこの他に課題や提案などが沢山盛り込まれてるらしいですが、
    フクシマのある国に住んでる一人としては、不思議です。

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  22. G8、その後
    ニコラ・サルコジ仏大統領「サミットに参加した国の多くは、原子力以外に代替エネルギーはないと考えている」。
    アンゲラ・メルケル独首相「脱原発は壮大な挑戦だが、大きなチャンス」

    CEAのビゴ長官「原発で作った電力を(フランスから)輸入する一方、自らは放射性廃棄物の管理などには責任を負わないという身勝手な話は、政治的に許されなくなるだろう」


    経済協力開発機構

    菅「再生エネルギーの比率を2020年代までに20%強に引き上げ、2030年までに太陽光パネルを1000万戸に設置する」
    サルコジ大統領「原発か、原発ではないかという二者択一の議論ではない」

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  23. おまけ びるけいつさん曰く。

    「キロワット時あたりで比較すれば原子力より石炭による死傷者の方が問題にならないほど多い。しかし石炭の場合、事故一回あたりでみれば〔原子力災害で想定されるよりも〕死傷者が少ない。これは政治家にとっては大きなメリットだ」

    「われわれはすべての可能性を追求する必要がある。エネルギー分野に対する人材の質も利用出来るツールも20年前とは比較にならないほど上がった。それでもわれわれがエネルギー分野でブレークスルーを得られるかどうかは分からない」

    「エネルギー分野での前進は経済全体の拡大のために必須だ。しかし解決しなければならない重要な問題が3つある。コスト、安定性、環境への影響だ。価格が高すぎても困る。供給がいつなんどき途切れるか分からないのでは困る。地球環境を破壊されても困る。そうした点が解決されねばならない」

    「われわれは豊かな国に住んでいるためにコスト意識に乏しくなっている。われわれは太陽光発電や風力発電のために少々余分に払える経済力があるからだ。しかし世界に真のインパクトを与えるためには代替エネルギーのコストは現在の化石燃料と競走できる値にならなくてはいけない。世界の80%の場所ではエネルギーはもっとも経済的なものが購入される。われわれはエネルギーが世界中で適切な価格で提供されるよう助けなければならない」

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